出産して生理痛の症状が変わった女性は多い。女性は出産よりずっと前から妊娠のための準備を毎月してきて、妊娠しなかったことで生理がきて、それに伴う生理痛と付き合ってきていますよね。

 

友人Rは、妊娠するまではものすごく生理痛がひどかったけれど、出産して授乳期間が落ち着いた頃に生理が再開すると、あまりにも今までの生理痛がなさ過ぎてびっくりしたという。

 

彼女の旦那さんも、それまでの彼女の生理痛の症状を見ていたので、「今いらいらしている、間違いなく生理だな。」と分かっていたのに、産後の生理期間は分らなくなったという。

 

産後の生理痛の症状の変化は人それぞれのようで、産後は出産前と比べると、友人Rのように軽くなった人もいれば、逆にひどくなっている人もいるという。それは何の違いなのでしょうか?

 

産後生理痛が軽くなった!出産してから生理痛がなくなった理由

 

産後生理痛が軽くなった?それともひどくなった?出産してから生理痛がなくなった理由や、ひどくなった理由って何なのでしょう。生理痛の症状の変化はひとそれぞれ。

 

軽くなった人がいる一方、ひどくなった人がいるというのは、どういうことでしょう?それには医学的な根拠、原因があるのです。

 

そのまえに、なぜ生理は痛みがあるのか。生理痛の痛みの原因には、3つの要因があります。

 

プロスタグランジンの過多な分泌量

子宮内では排卵のタイミングで子宮壁の内側に子宮内膜を作りますが、妊娠しなかったときには、不必要な排卵された卵は使われないので、子宮内膜と月経血となり、子宮から出ていく。これが生理の流れで、その時に働くホルモンが、子宮を収縮させるプロスタグランジンというホルモン。

 

この分泌量が多すぎると、子宮を必要以上に収縮させてしまい、下腹部や腰に痛みを感じてしまいます。

子宮口が狭い

子宮内膜が外に押し出されるときに、子宮口が狭いと、なかなか出ることができずに痛みを引き起こしてしまうのです。10~20代の女性や、妊娠出産の経験をしていない女性は、子宮がまだ未成熟で子宮口は硬くて狭い。

 

なので、生理時の経血がスムーズに出て行きにくく、体はどんどんプロスタグランジンの分泌量を増やすので、どんどん子宮が収縮し、強い痛みが引き起こされる。

血行不良による体の冷え

体が冷えると、血行不良になり、血液が滞ることによって体の内側の臓器が正常に働かなくなります。生理の時に骨盤内の血流が悪くなり滞ってしまうと、余分な血液が溜まったままになります。

 

生理時に血をスムーズに体の外に出していくために出るプロスタグランジンは、子宮だけでなく、全身の血管の収縮もするので、子宮の収縮の痛みだけではなく、全身の倦怠感にもつながる。

 

加えて、過労や喫煙や精神的ストレス、長時間同じ姿勢でのデスクワークや体を締め付けるほどの下着を身につけていたりすると、血行不良の原因にもなります。

 

 

以上のことから、産後に生理が軽くなったと感じている人は、出産で子宮口が広がり、柔らかくなっていることによること、そして、出産によって骨盤が正常な位置に戻ることで、生理が軽くなったと感じるのです。

 

ただ一方で、出産で骨盤が歪んでしまい、元に戻らない場合には、出産前よりも産後の方が生理痛がひどくなったと感じる場合が多いようです。

産後の生理痛がひどくなった人の生理との付き合い方

実は、生理痛の3つの要因をお話してきましたが、これらは、臓器自体に何の異常もないというのが前提の話になります。

 

臓器自体に異常がない場合の産後生理痛がひどくなった要因が、骨盤の歪みからくるものであれば、骨盤の矯正での改善が考えられますし、子育てストレスによる血行不良が原因であれば、ストレス解消をどうするかを考える必要があるでしょう。

 

一方の、臓器自体に異常がある場合の産後生理痛がひどくなった場合には、骨盤矯正しようがストレス解消しようが生理痛は軽くならないのです。

 

子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症といった病気が隠れており、産前よりも病状が進行して生理痛がひどくなっている場合があるので、一度婦人科で診てもらうのが一番でしょう。

まとめ

 

生理は、異常がなければ女性が10歳頃から35~40年という長い期間付き合っていくもので、多くの女性が生理痛に悩んでいますよね。

 

妊娠出産を経験すると、産後生理痛の症状が変わる人のなかで、軽くなる人の多くは、子宮口が広がって柔らかくなることによるもの。

 

逆に、ひどくなる人の原因は、臓器自体異常がない場合には、骨盤の歪みやストレスによるものが大きいので、骨盤矯正したり、ストレス解消したりで改善に向かうのが良いでしょう。

 

一番気をつけて欲しいのが、臓器自体に異常が隠れていることから、産後の生理がひどくなっているかもしれないということ。

 

今の自分の状態がどうか分らない、無知は一番危険です。今一度自分の体としっりと向き合ってみるべき時期なのではないでしょうか。

 

 


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