「予定帝王切開で、出産して、6ヶ月後に生理が再開したんだけど、生理痛がまったく無くなったの!妊娠前までの酷い生理痛が嘘みたい!PMS(月経前症候群)まですっかり無くなって!」

 

K子がうれしそうに話してくれた。そう、K子は学生の頃から学校に行けないほどのひどい生理痛だった。産後にそんな変化があるなんて、ちょっとうらやましい。

 

一方私は、自然分娩での出産を2度経験しているが、産後の生理痛がひどくなっているタイプ。なので、産後、生理痛は変化するというのはよくあることなのです。

 

では、産後の生理痛が軽くなる人の方が多いと言われている中、ひどくなるのはどうしてなのか?一つずつみていきましょう。

 

産後の生理痛がひどい原因

 

産後の生理痛がひどくなる原因はいくつか考えられます。

ホルモンバランスの変化

生理時に分泌される「プロスタグランジン」という女性ホルモンは、子宮を収縮させる、いわゆる痛みの原因になるホルモンです。

 

出産で女性ホルモンのバランスは大きく変化し、プロスタグランジンの分泌量が妊娠前よりも増えたことによって、生理痛がひどくなっているかもしれません。

骨盤の歪み

赤ちゃんが産道から降りてくる際に、骨盤が最大限に大きく広がります。変化した骨盤内でうっ血が起きてしまうと、下半身の血行が悪くなり、腹痛や腰痛の原因に。

 

これは、自然分娩の人に起こることで、産後は骨盤が歪んでいるので、しっかり固定して締めてあげることが必要です。

ストレスや冷え

出産後には、今までの生活が一変、赤ちゃんのお世話と家事が同時進行になります。産後の体は体力消耗しきっており、ストレスや授乳による寝不足でいっぱいいっぱいに。
ストレスや寝不足で自律神経が乱れることで、頭痛などの不調、体の冷えからは、血流が悪くなることから、生理痛がひどくなるのです。

婦人科系疾患

婦人科系疾患があると、生理痛はだんだんひどくなるのです。婦人科系の疾患で生理痛がひどい症状を伴うものは、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症です。

 

妊娠以前から婦人科系の疾患にかかっていて、非常に小さく症状が出ていなかったものかもしれないですが、早期に婦人科を受診することで回避できるものも多いので、受診をお勧めします。

帝王切開の実態

 

帝王切開の実態って、あまりリアルが広がっていない気がするのはわたしだけでしょうか?というのも、わたしの出産経験が2度とも自然分娩だからでしょうか。

 

出産スタイルは、妊娠時の状態で決めていても、いざ分娩となったときにの母子の状態で、それまで予定していた分娩法が変更されることは、良くあることです。

 

出産って、何度も経験出来るものではないので、自分の経験のこと、あるいは色んなメディアからの情報で「自然分娩」のイメージは大体つく人が多いでしょう。

 

「帝王切開」とは。おなかを切って赤ちゃんを取り出す手術。ということは、赤ちゃんが取り出せるぐらいの幅を大きく切る手術。

 

下半身の部分麻酔のため、周りの状況はわかる状態。手術は短時間で終わることが多いが、術後麻酔が切れるまでは飲食不可などの制約があるという。

 

産後の生理痛がひどいのは帝王切開が原因なのか?

実は、産後の生理痛がひどいのは、帝王切開が原因な場合もあります。帝王切開手術後、子宮が元の位置に戻るために収縮を繰り返している時に感じる痛みが、以前よりひどいと感じる。

 

また、手術後の縫合の際に、子宮内膜まで縫い込んでしまっている可能性があります。

 

子宮内膜症は、本来の子宮内以外に子宮内膜が出来てしまい、子宮にあれば排出されるものが、子宮以外のところに出来ると排出できなくなり、そこで育って、痛みを伴うもの。

 

もし、痛みがひどいのが続くときは専門のところで診てもらった方がよいでしょう。

手術後の傷口の痛みはいつ治まるのか

 

一般的には産褥期の約一ヶ月で切開部分の皮膚が再生して、傷跡が赤く盛り上がります。このとき、血行がよくなることからくるかゆみを感じる人もいます。

 

手術後の傷口の痛みは、個人差もあり、多くは退院する頃には軽減されていることが多いと言われています。退院しても約一ヶ月はとにかく子宮の機能回復にとってとても重要な時期なので、無理しない生活を送ることが第一。

 

そんな中でも、傷口の痛みが治まらないのであれば、もしかしたら子宮内膜症などの病気が隠れている可能性があるので、専門の先生に診てもらいましょう。

まとめ

 

妊娠は二人いないと出来ないことですが、出産は女性だけの特権です。出産スタイルも人それぞれですが、あなたの出産はあなただけのスタイル。

 

出産は奇跡で、赤ちゃんはいとおしくかわいい!とはいっても、産後は忙しく、ましてや生理痛までひどくなってくると大変。

 

一人で悩んだり抱え込んだりしないで。そして、その痛みが何なのかは、早急に知って対処していくべきでしょう。知らないことが一番危険です。

 

赤ちゃんと快適に元気に過ごしていくために、まずは自分に出来ることからやってみましょう。

 

 


生理痛ランキング

 

にほんブログ村 健康ブログ 生理痛へ
にほんブログ村