「結婚してもうすぐ2年。すぐ妊娠しなくてもいいとは思っていたけれど、こんなに妊娠ってしないものなの?」

「やっと妊娠!と思ってたら流産。わたしそんな無理してしまったのかな?」

 

妊娠適齢期にいる女性なら、「この人とこの先一緒に生きていく。」と決めて結婚すると、「すぐにではなくても、やっぱり子供は欲しいな。」本能的にこう思うでしょう。

 

とはいっても、夫婦の営みを普通にしていても、なかなか自然に妊娠しない。妊娠しても、流産してしまったという辛い経験があると、自分を責めてしまいそうになりますよね。

 

それって、もしかしすると子宮筋腫があるかもしれませんよ。

 

子宮筋腫とは?

子宮筋腫は、子宮の筋肉の一部にできる良性の腫瘍で、成人女性の4~5人に1人がかかっているといわれています。がんのように命に関わる悪性の病気ではなく、多くの人は自覚症状がないといいます。

 

しかし、筋腫が発生する場所や、筋腫の数、筋腫が大きくなる早さによっては、過長月経や過多月経、貧血や酷い生理痛という症状が出てくると、やはり治療が必要。

 

とはいっても、子宮筋腫ができる原因は、今のところはっきり分かっていないという。

 

初潮前の女性には発生した例がないというから、女性ホルモンのエストロゲンが筋腫の発生や成長に大きく関わっているとも言われ、これが遺伝的なものと言われてもいる。

子宮筋腫を取ったら妊娠できるのか?子宮筋腫と不妊の関係

 

「子宮筋腫を取ったら妊娠できるのか?」実は、子宮筋腫があっても多くの場合、治療も手術も行わずに経過観察しながら妊娠・出産できます。

 

ですが、子宮筋腫のできる場所や大きさなどのいくつかの条件で、子宮筋腫が不妊の原因になることがあるという。とくに、子宮粘膜下にできる粘膜下筋腫や、筋層内筋腫は、妊娠への影響が大きく、不妊の可能性は高くなるよう。

 

筋腫によって下記のような障害が出てくると、不妊につながるといわれている。

着床障害

粘膜下筋腫や筋層内筋腫により、子宮の内側の子宮内膜が薄くなったり、子宮内が筋腫でこぼこになってしまうと、受精卵の着床が難しくなるとのこと。

卵管通過障害

筋腫が発生する場所によっては、精子と受精卵の通り道である卵管を圧迫、卵管通過障害が起こることがあるという。手術で子宮筋腫を取り除いて通路を確保するか、あるいは体外受精を行わないと妊娠できないという。

 

子宮筋腫が不妊の原因になっているかどうかを調べるには、子宮卵管造影検査やMRI検査で総合的に診るといいます。子宮卵管造影検査は、子宮内に造影剤を入れ、卵管から卵管采(らんかんさい)、腹腔内へと広がっていく様子をX線撮影する検査。

 

卵管の詰まりが軽度ならば、造影剤が一度通ることで詰まりが解消され、妊娠する確率が高まるといわれています。そのため、不妊症の治療をかねて子宮卵管造影検査を行う病院もあるとのこと。

手術が必要な大きさの目安

 

子宮新種は、初期の状態だと全く症状が表れないことも多々おるため、婦人科検診で発見されて気づくことも多いと言います。自覚症状がないので、病院に行ったり、はたまた治療が必要なんて、全く思わないでしょう。

 

しかし、子宮筋腫が原因で不妊や流産を繰り返すこともあるという。妊娠を希望する場合、筋腫の小さい間に手術をして摘出しておくと安心でしょう。筋腫の大きさが5cmを目安に、手術を考えた方が良いかもしれない。

 

筋腫の大きさが10cm以上にもなると、子宮の形自体が変わってしまい、着床障害が起きやすくなるという。

 

不妊の原因がないのに妊娠を望んでから1~2年以上妊娠しない人は、子宮筋腫の可能性は大きいかもしれません。しかし、子宮筋腫を摘出すると、妊娠率は上がりやすくなるよう。

 

子宮筋腫を摘出して、1年後に50%の人が自然妊娠したというデータがあるという。子宮筋腫をそのままにして体外受精などをしても、着床しにくいため、不妊治療の前に、まずは子宮環境を整えてあげることを優先した方がいい。

 

検査の結果、子宮筋腫以外に不妊の原因が考えられなければ、筋腫核手術を考えた方が良いでしょう。ただし、手術を受ければ必ず妊娠するという保証はないこと、筋腫の再発の可能性もあることをしっかりと納得して行うべきでしょう。

まとめ

 

「妊娠したい」「子供が欲しい」という気持ちは、女性の本能。ですが、からだの機能として妊娠できるという機能が備わっていても、みんながみんな揃って妊娠できるとは限らないし、ましてや出産までたどり着けるとも言えない。

 

妊娠・出産は奇跡と言う人もいます。しかし、その奇跡で手に入れ、こどもを育てていく時間というのは、出産の奇跡を手に入れるまでの過程よりもずっとずっと長いし、ずっとずっと難しかったりするかもしれない。

 

とはいえ、今はまずは自分のからだはどういう状態なのか、現在地を知ること。そして、今から自分は何ができるのか。検査や手術の前に、もっと出来ることはないのか、考えてみても良いかもしれません。

 

 

 


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